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ハーダンガー刺繍を美しく仕上げるための【布の織り糸カットのコツ3つ】

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白糸刺繡らいふのみゆきです。
2021〜2022年の年末年始は、ハーダンガー刺繍で年越しをしました。
本年も宜しくお願いいたします。

さて、只今進めている刺しゅうの一つは、ひとみの小部屋さんで購入していたハーダンガー刺繍のキット。
よく確認をせずに買ったので、届いた刺しゅう布【カシェル28カウント(10㎝/112目)】の細かさにちょっとビビって放置していたものを、少しずつ進めて、やっとここまできました。(仕上がり24㎝くらい)

こちらは、アイレットなどのステッチをもう少し加えて、カットに入っていきます。

そしてもう一つ同時進行しているハーダンガー刺しゅうは、日本手芸普及協会区限刺しゅう高等科の最後の課題作品です。
ハーダンガー刺しゅうは、こちらの協会の白糸刺しゅうのコースや、フェリシモのクチュリエでもやっていたので、針の進みはスムーズでした。
刺しゅう布は、麻コングレス(80目/10㎝)とわりと粗目のものです。

では、この記事の本題《織り糸のカット》についてです。

私自身が部分的左利きで、ハサミは左で使っていることをご了承のうえ画像をご覧下さい。

1ブロックカットして私が課題提出したのが左側の画像。
添削では、OKを頂いたのですが、先生がお見本として添付してくださった画像を見て、ハッとしました。
まだまだ綺麗にカットできる‼
それで、工夫して取り組んだのが右側です。

決して汚くは…ないのですが、
織り糸がサテンステッチの際でチョロチョロ見えています。

織り糸…。全く…といってもいいくらい見えていません‼

では、どうしたのかを画像をまじえて説明していきます。
次の画像は、丁寧に作業をしているけれど、チョロチョロ織り糸が出てしまうパターン。

『サテンステッチを間違って切らないように、刃先を先に出して丁寧に切りましょう』
とか。。。

『織り糸1本ずつ丁寧に切っていく』
とか。。。しても、、、

織り糸がチョロチョロ出てしまいます。かなり綺麗ですが、まだ綺麗にできます‼

では、どうするか。。。

ポイントは3つ。

  1. 1本ずつカットする。
  2. カットする位置を、気持ち内側へ(サテンステッチの内側へ)。
  3. 表側からと裏側からと分けてカットする。

では画像で説明していきます。

1本ずつカットするのですが、
その位置を…

ちょっとだけ、
サテンステッチ側(内側)に寄って

カットします。

表側からカットする織り糸は、
サテンステッチの中に潜り込む織り糸が、表側に出ている2本になります。

表側でカットする織り糸について、理解していただけましたでしょうか?
逆に他の2本をカットしようとすると、サテンステッチ側(内側)に寄ってカットするために刃先を移動させるのもやりにくいですし、カットしにくいと思います。
では、裏側です。

表側でカットした2本と、
カットしていない2本があります。

表側と同じように、ちょっとだけサテンステッチ側に入って、2本カットします。

裏側2本目カット

【表側からカットする織り糸、裏側からカットする織り糸の区別】【カットする位置】など理解して頂けましたでしょうか?仕上がりのカットの違いは、見ての通りです。

丁寧にカットしているのですが、
チョロチョロが気になります。

きれいにカットが出来ました‼

どうでしたでしょうか?
今回の私の学びは、

自分のベストを尽くしたものが、一番の綺麗ではないということ。
そして大切なのは、それに気付いたら探求すること…でしょうか。

そして、あともう1つ加えたいのが、持っている本をしっかり読むことです。

竹内博子先生の『すてきなハーダンガー刺しゅう』の本を改めて見ましたら、
48ページの《織り糸の切り方・抜き方》の説明に、同じ事が書かれていました。

ちゃんと読み込んで勉強していなかったことには反省しましたが、今回、自力で同じやり方にたどり着いたのは嬉しかったことです。

まだこの本に出会えていない方、ハーダンガー刺繍の織り糸カットがうまくいかない方に、今回のこの記事がお役に立てれば嬉しく思います。

竹内博子先生の本はコチラ。

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