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【CLASS101】はじめての白糸刺繍で学べたHEDEBO/ドイリー編

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7月7日から作品作りをスタートしたCLASS101『はじめての白糸刺しゅう』。
いよいよ最後の作品・ヘデボーのドイリーが仕上がりました。
ここまで楽しくオンラインでのクラスレッスンを受講してきました。
今回も、このドイリーの制作過程の振り返り、失敗談、
そして、私が使いやすかった刺しゅう針のことなどについて書こうと思います。

白糸刺しゅうの先生は、noteでもフォローさせて頂いたいたKumiko Pさん。
HEDEBO”愛”が素晴らしい先生です。

 目  次

まずは図案写し【ここで早速失敗‼】

まずは、図案写しですよね。
これまで使ったチャコペンの失敗…なども踏まえて、ごく定番のチャコペーパーでやります。
これからもこれが私の中での定番となると思います。

グレーのチャコペーパーでしっかり写して、進めていくなかで薄くなってるところがあれば、ペンで書き足す。
以下の道具を使います。

道具の選択はもう迷いがありませんし、もう何度もやってきた図案写しです。さっさと作業は進みます。
な・の・に。。。何故でしょう‼大失敗をしてしまいました‼とっかかりから、もうガッカリです💦

最初のトレーシングペーパーへの写しは、綺麗に出来ていたのですが、
【刺しゅう生地】と【チャコペーパー】と、【図案を写したトレーシングペーパー】を
3つ重ねてなぞっている時に、図案がズレてしまったのです。

①…花の中心の二重円もズレてる。
花びらの大きさ他、修正した線もたくさん発生してしまってます。
テンション下がります。。。
②…トレーシングペーパーの図案と重ねてみると、
かなりズレてしまっているのがわかります。。。
③…中心のランニングステッチをほどいて、写し直しました。
チャコペーパーを水につけて消すのが面倒くさかったので、
生地の裏側に写し直しました。
④…裏側に綺麗に写せたのですが、
表側の写し跡が凹凸で白く残っています。
最後に洗うので、問題ないと思います。

原因…として思い当たるのは、チャコペーパーのはさみ方です。

普通は、【ペーパーの角】を図案と布の間にはさむのが一番使いやすい使い方です。

ですが今回は、中心のあまり使っていない部分】が使いたくて無理なはさみ方をしてしまったため、
ズレやすくなってしまい、失敗したのだと思います。

所詮、消耗品です。
ケチケチした使い方で、しょっぱなからテンションが落ちるような事は、次からもうしません‼
私は早速、チャコペーパーのまとめ買いしました。

ダブルランニングステッチ

まずは、【ダブルランニングステッチ】です。【ホルベインステッチ】とも言います。
表から見るとバックステッチのようにも見えますが、表も裏も同じステッチができるのがこのステッチです。

ダブルランニングステッチをするところは、
中心のカットワークをするところ、ドイリーとして周りのカットするところです。

こんな感じです

サテンステッチ‼サテンステッチ‼サテンステッチィ〜〜〜‼

さて、次は【サテンステッチ‼】一部、【アウトラインステッチ】です。

サテンステッチをほんのりななめに刺すことで、hedebo〜ヘデボー〜らしさが増します。
葉のななめの規則性を意識する
と、全体が整ってきれいに見えるので、かなり意識しましたし、
花びらの周りのサテンステッチも、同じ形はまとめて刺すようにして、ななめが揃うように頑張ってみました

今回使用した刺しゅう生地は、目の詰まったアイリッシュリネンでしたので、サテンステッチは比較的刺しやすいのですが、刺し方には気を配ることはたくさんあります。

  1. アウトラインがなめらかなラインになるように、針を出し入れをする最適な位置を探し、集中してまっすぐ針を刺す。
  2. サテンステッチの糸のツヤ感が失われないように、隣の糸との重なりを、ひと針ごとに確認する。
  3. 針に通した糸のも、少しずつ細って毛羽立ってくるので、ほどほどの長さで糸替えをする。

などなど。。。
言葉にするのは難しいのですし、やはりたくさん刺して、自分の感覚、手の動きを上達させることが大切です。

①…茎はアウトラインステッチ
②…そして葉っぱのサテンステッチ
③…花びらの周りの模様も、サテンステッチ
④…どの課題作品よりも、たくさんのサテンステッチを刺しました

どれだけ精一杯の力を出し切っても、満足できるレベルに仕上げるのは難しいサテンステッチです。
でも最初の作品、サンプラーの時よりも、余裕が出てきた分集中して針を動かせたと思います。

話は少しそれますが。。。。。

この作品を作っている最中にステッチイデーの最新版が発売されました。
表紙のさし絵が、白糸刺繍で刺したアルファベットのサテンステッチでした。
それはもう美しく、スグにポチりました。

今回、ヘデボーでもサテンステッチをたくさんさしましたので、
この本の表紙のような白糸刺繍のアルファベットサテンステッチにも挑戦したいです。

アイレット

中心の葉っぱの柄と柄の間を、さりげなくつなぐステッチとしてアイレットが入っています。

この小さな◎がアイレット。
目打ちで穴をあけ、かがっていきます。

動画の方は、生地に目打ちをさして穴をあけたりはしていませんが、参考程度にご覧ください。
アイレットの中には、最初にランニングステッチをしておくものもあります。

中央のカットワーク

いよいよ、カットワークにはいっていきます。
最初にランニングステッチを花びらと花心のところに刺していました。
その中にハサミを入れて布を折り込んでボタンホールステッチを刺し、
空いたところに、はしごかがりやスカラップなどで華やかにしていきます。

ボタンホールステッチ

ダブルランニングステッチをした部分に切り目を入れ、外側に生地を折り込み、ボタンホールステッチを刺します。
カーブがきついところほど、切り目を増やすと生地を折り込みやすくなります。

広島針を使ってみた

最初に届けられたキットの中に一緒に入ってたDMCの針を使っていたのですが、
以前から気になっていた広島針(TULIP)のフランス刺しゅう針が届いたので、ボタンホールステッチから使ってみました。使いやすい針を効率的に探したかったので、8種類の針が1本ずつ入ったアソートセットを購入してみました。

商品説明にある、『大きめの針穴』『曲がりやすくてよくしなる』というのが気になっていたのですが、
8本の中で『No,7』が、私の手に、そして糸と生地にも合って使いやすいと感じました。

針先のとがり方は、DMCと同じくらいでしたが、広島針の方が、針先に向かってなだらかに細くなっている感じがします。
おそらくその事が、生地への刺しやすさ・布通りの良さとして感じられたのではないかと思います。
針穴も若干ですが大きくて糸の通しやすさを感じました。

今回使ったアイリッシュリネンや、糸(アブローダー30番)は、今後も使う事の多い組み合わせだと思いますので、これに合わせやすかったフランス刺しゅう針『No.7』はまとめて買っておきたいと思っています。

はしごステッチ

はしごのような模様の、はしごかがり(はしごステッチ)を均一にかがっていく為には、土台のボタンホールステッチの目数を同じにすること。
そして、私の場合、しっかり刺しゅう枠に生地を張った状態で、はしごかがりを刺し、糸の引き具合を調整したほうがやりやすかったです。

動画はリングの中に刺すはしごかがりですが、やり方は同じです。

カットワークの中のスカラップ

カットワークの中に刺したはしごかがりの内側に、スカラップをかけていきます。
この時も刺しゅう枠を使った方が、スカラップから伸びる糸の張り加減なども調整しやすいので、慣れないうちはオススメします。

動画は、針運びが今回習ったものとは違いますし、デザインも違うものですので、参考程度にご覧下さい。

まわりの布をカットしてボタンホールステッチ

中心のカットワーク、アイレット、サテンステッチが終わりました。
外周の布をカットし、ボタンホールステッチを刺します。(アブローダー30番・フランス刺しゅう針)

内側に折り曲げる部分の生地に切り目を入れていくのですが、
円のカーブが綺麗にでるように、1㎝間隔ほどにすると、私は折り曲げやすかったです。
ランニングステッチをカットしないように十分注意しながら、ギリギリのところまで生地はカットしましょう

外周のボタンホールステッチも使った針は、カットワークの時にも使ったTULIPのNo,7。
ストレスなく刺せました。

①…ランニングステッチの周りを1㎝の幅を持たせてカットします
②…ランニングステッチギリギリのところでカットを入れ、
裏側に向けて折り曲げます
③…外回りの布を折り曲げて表から見たところ
④…カットワークのところでしたように
ボタンホールステッチの幅を刺します

周りの縁かがりのスカラップ

中心のカットワークの中に刺したスカラップを外周にもグルッと刺していきます。

ボタンホールステッチの幅が均等であれば、目数でスカラップをさしていってもいいかもしれませんが、
今回は、最初の図案にもう一度ドイリーを重ねて、スカラップの位置に印をつけて、均等になるようにしました。

スカラップ大きさで、作品の雰囲気が変わります。
大きめでカーブの大きなスカラップは可愛らしい雰囲気
がでると思いますし、カーブを浅くしたスカラップは、大人っぽいシックな雰囲気になります。

私の工夫してみたこと2点。。。

1.台紙を準備した
スカラップを作る前に、芯になる糸を渡すのですが、その糸の長さを揃えることが、スカラップを揃えることに繋がります。
芯の糸の目安となるように三角を書いた台紙を準備し、糸を渡した時点でこの台紙の上に重ね、
糸の長さを確認し、それからスカラップのボタンホールステッチを刺しました。

図ではボタンホールステッチが刺し終わっている状態ですが、
実際には、芯の糸を渡した状態の時に重ねて確認していました

2.巻いた
外周のスカラップをする際、【刺しやすくするために】【作品が汚れないようにするために】刺している場所に合わせてながら、ドイリーを巻いた状態で、軽くピンを打って作業しました。
生地も保護できましたし、手のおさまりもよく、とてもやりやすかったです。

最後の最後に、縁の後始末

これも自分なりの工夫したところなのですが、
外周から内側に折り曲げた生地は、
周囲のボタンホールステッチが終わった時点でカットすることになっていました。
ですが、私はスカラップも終わって最後の最後にカットしました。

というのも、一番下の④⑤画像を見比べていただいたら分かるのですが、
中央のカットワークは、ボタンホールステッチ後、スグに生地をカットした為、生地のカット線がボロボロになりました
まだヘデボーの作業が遅く、やり直しも多い私の場合、時間もかかり、生地に対する負担も大きかったのでしょう。

自分の苦労の跡が、あまりにもクッキリと残ってしまったので、
外周はボタンホールステッチが終わっても生地をカットせず、全てが終わってカットすることにしました。
その違いは見てもらえば明らかで、最後にカットしてよかったと思います。

①…外周全てのスカラップが終わりました
②…ボランホールステッチギリギリのところで
折り曲げた余分な生地をカットします

③…全てのカットが終わりました。

ちなみに、使っているはさみは、
以前やっていたパーチメントクラフトというペーパークラフトの時に使っていたはさみです。
とてもとても細かい作業に使っていて、切れ味も良いので、刺繍の時にもちょこちょこ使っています。

④…ボタンホールステッチの縁の生地のカット線が
毛羽だってボロボロです
⑤…刺繍がすべて終わって生地をカットしたので、
仕上がりが綺麗にできまし

完成

完成です。

受講の申し込みをした時、キットが届いた時、作品を作り始めたとき…、
本当にこの最後の作品であるドイリーを作れるのか、不安でしたが、
4つの作品、一つ一つの作品の中に、この作品を作るための学びがぎっしり詰め込まれていました。
なので、一歩一歩あゆんでくれば、ちゃんとこの作品の完成にたどり着くことができるのです。

はじめての【hedebo】で、まだまだこれは始まりです。反省すべきところはたくさんあります。
ですが、できることが増えた分、自分ができないこと、美しくしあげられないところも見えてきました。
多くの収穫を得ることができた講座でした。

今は、手元にある【hedebo】の本への理解度もぐっと上がっているのを感じます。
大好きな白糸刺繍の本…、として購入していたのですが、今回初めて【hedebo】の作品を作ってみて、
特にこの2冊の本の作品を作ってみたいと思っています。

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