先日、刺繍ルームオンデマンド教室の8月の課題が完成して、早速先生の添削を受けるために送り出した。
いつもいろいろな刺繍を手当たり次第に刺しているので、今回のサテンステッチは、前月のサテンステッチの課題以来となり、一ヶ月以上あいていた。。。
久しぶりだった。
頭では綺麗に刺すためにすべきことがわかっているのに、手先ではその通りに全くできない。最初は特にだった。
何度もほどいて刺して、またほどいては刺して。。。と苦労した。
“サテンステッチを上手に刺したい”と、本当に思った。
とっても単純なステッチだからこそ、いろいろな粗がハッキリと現れる。
一針一針の糸の引き具合。
一針一針を図案線に正確に刺す。
どのステッチにも言える基本中の基本。
分かっていても出来ないならば、たくさん刺してみるしかない。
少しの時間でもあればサテンステッチを刺す。。。
そのとりかかりのハードルを少しでも低くするために、福田彩先生の本から今の自分でも刺しやすいアルファベットのサンプラーのデザインを一つ選んで
生地に図案を写した。
これで、針と糸さえ出せば、ちょっとずつできる。
デザインを選ぶ為に本を見ていて、気付いたことがあった。
いろいろな図案を見ていると、以前ならばどれも同じように見えていたのに、デザインの特徴の違いで、今の自分でも刺せるものが分かるようになっていた。
刺す手順がスルッとわからないのです。
分からないことが分かってる…という成長を感じた。
少しずつ、コツコツ刺していこうと思う。
作品を仕上げるというよりも、自分の手先を鍛える為に。
出来ないことがあるのは、悔しいけれど、
一歩ずつ進んでいこうと思っている自分を信じてみよう。
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