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白糸刺繍HEDEBOのインスタライブ3【ツヤツヤのサテンステッチが刺せるようになりたい‼】

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先日、class101で白糸刺繍を教えた頂いた@kumip_broderie先生が、第3回目のインスタライブをしてくださいました。
class101での『はじめての白糸刺しゅう』で学んだ方々を中心に集まった@whitework_groupでのライブでした。

白糸刺しゅうの先生は、noteでもフォローさせて頂いたいたKumiko Pさん。
HEDEBO”愛”が素晴らしい先生です。

あなたのやりたいことが見つかる!趣味のオンラインレッスン【CLASS101】

今回は、サテンステッチ。
きれいにツヤッツヤのサテンステッチに仕上げたい!!がみんなの夢。
私も日本手芸普及協会の白糸刺しゅうの講座や、class101で@kumip_broderie先生で学ぶ中で、何度もサテンステッチを刺しながら、なかなかまだ腕が上がらないステッチの一つです。
自分の技量を上げることも、もちろん一番大切なことですが、使う材料、お道具についての知識が増えることも、綺麗に仕上げる為には、大事な学びになります。

@kumip_broderie先生が開いて下さるインスタライブでは、雑談として流れるお喋りのなかにも、参考にしたい情報がたくさんあります。
今回は、刺し方のコツ、刺しゅう枠、針の話、オススメの本…などの話題がありましたので、まとめておきたいと思います。

トップクリエイターによるオンラインクラス【CLASS101】

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 目  次

サテンステッチを綺麗に刺すために【ガイドのライン】と【半分に分けて】

サテンステッチのツヤツヤ感には、糸の並びを揃えることが大切。

そのためには、ガイドになるラインを書いておくとやりやすくなります。【画像①】
(もともとのアウトラインも、消えかかっているものはちゃんと書き足すことも大切です)
そのガイド線と糸が常に平行になるように刺すことで、糸が揃い、表面がツヤツヤの仕上がりに近づけます。

更に刺す順番も、端から順々に刺していくのではなく、真ん中あたりをまず刺し、右半分、そして左半分と刺し埋めていくようにする【画像①】と作業がとてもやりやすくなります。左右に移動する時の糸も、裏側の刺した糸の中を通して目立ちにくくし、裏側もできるだけ美しく仕上げましょう【画像②】ということをエクルの大塚先生のところで教えられました、と話されていました。

また先生は、刺す前に次に刺すところに糸を実際に当てて、刺す位置をしっかり定めてひと針ずつさしていく【画像①】という、ひと手間をかけられていました。さらにきれいに仕上げるコツの一つですね。

そもそも、HEDEBOっぽいサテンステッチにするには、【ナナメ】を意識するように刺すといいようです。
葉っぱのサテンステッチが茎に対して垂直になっていることはあまりないそうです。
1月にまたスカルスの手芸学校に行かれるそうなので、その時に聞いてきてくださるそうです。

【画像①】ガイドラインを書き足し、それにそって刺している
次に刺すポイントを定めるために糸を張っているところ

先に中心から右へ刺したところ
【画像②】裏側
真ん中から分けて刺した場合に渡る糸は、
表になるべくでないように中を通しています

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針の出し入れは垂直に。刺繍スタンドなどを使ってみよう

『サテンステッチの縁がガタガタになるんですけど』

という質問から、
サテンステッチの際、布をすくうように刺す方もいると思いますが、“垂直に出し入れした方がいいですよ”と先生は言われていました。

オススメのやり方として、枠をスタンドなどで固定して、両手を使って刺すと刺しやすいですし、仕上がりもきれいになりやすくなるということです。

確かにスタンドを使うと、両手で作業ができるので、上からも下からも垂直刺しが刺しやすくなります。
アウトラインを少しでも綺麗に仕上げやすくなっていると思います。

私が使っている刺しゅう枠を2つご紹介しておきます。

まず一つ目。こちらは【大型】と書かれているとおり、大きいです。
ですが、布をはさむための棒の設置位置が約5㎝きざみで7カ所用意されているので、かなり調整がききます。
使い慣れれば、縦横の向きを使って、かなりの布の幅に対応することができると思います。

唯一の難点…といえば、挟む棒に取り付けられている白いプラスチックのカバー。
これを外すのがちょっと大変ですが、これもコツをつかめばなんとか使いこなせます。

布をはさむ時も、最初からピンと張らずに、張りたい向きにまっすぐ挟めているかだけ注意して、プラスチックカバーをつけておきます。その後、棒を回転させて布をピンと張り、ネジで固定すれば綺麗に張れます。

続いて、こちらは@kumip_broderie先生がブログでも紹介されていた刺しゅう枠。
国内でも売っているところはあるのですが、etsyを利用して海外より取り寄せるとお安くなります。
“海外から”というところにちょっと抵抗感があったのですが、そんな私でも、ちゃんとお取り寄せできました。
(以前より送料が高くなっているようですので、ご注意ください)

こちらはデスクの上にもおけますし、台座の部分を座っている自分のふとももの下に敷いて使ったりすることもできます。いろいろなサイズの刺しゅう枠をはさむことができますし、角度もかなり調整がききますので、使いやすい方だと思います。

他にもちょっと変わった刺しゅう枠を持っていたりするので、刺しゅう枠だけで、まとめ記事をつくってみようと思います。

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アブローダーの糸のヨリがゆるくなてないか?

アブローダーの糸を使っていると、糸のヨリがほどけて緩くなってくることがあります。
ツヤツヤのサテンステッチを美しく仕上げるためにはよくないので、【糸替え】をしてしまうか、【指で糸を撚ってあげる】といいそうです。

きっと糸のツヤ感にバラつきがでるのでしょうね。
今まであまり気にしていなかったので、これからはヨリのほどけにも気をつけたいと思いました。

アブローダーではないのですが、
最近使っているBOCKENの麻糸は、キュッとヨリがきいて細い部分と、フワッとしたよりで糸が太い部分があります。
【指で糸を撚る】という話を聞いてからは、サテンステッチなどをする時にやってみるようにしました。

部分的にヨリが甘く太い部分があります
特にモサモサした部分と
右のキュッと細いところでは
太さもツヤ感も随分違います
指で撚るだけで
かなり馴染んできます

糸の太さがかなり違ったりするので、サテンステッチの時はモサモサのまま使うと、隙間はうまりますが、ツヤ感がなくなります。自分で撚ると、糸が締まりますし他の糸との違和感も少なくなります。

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サテンステッチがやりやすい針とは

刺繍において針は最も重要なお道具の一つですが、種類も多く、なかなか奥深いものです。
今回も【サテンステッチがやりやすい針とは?】という話題で盛り上がりました。

ポイントとして、

  • 【短い針】が垂直に刺しやすい(キルト針のような)
  • 【先がとがっている針】が刺すポイントを定めやすくラインがきれいになりやすい
  • 【細い針】糸の太さにもよりますが、針も細い方が綺麗になりやすい

ここで
“DMCよりクローバーの方がとがってて、刺さったら血がでちゃいます‼”
という方が、先生を含めたくさんいらっしゃって、ワイワイ盛り上がっていました(笑)
“この鋭いとがりのクローバーに細くて短めの針があるといいよね”
と、欲しい針のイメージはあるのだけれど、なかなか見つけられないのが難しいところです。

最近、日本刺繍をされたという方の話から【京都のみすや針】や、先生が持っていらっしゃる【BOHIN】も、とがってていいですよ、という話がでていました。
先生もお気に入りの【BOHIN】ですが、針穴が小さいのでBOCKENは通らないということです。

ですが、先生お気に入りとあっては、気になりますから調べてましたが、Amazonではとてもお高かったです💦

刺しゅう枠と同じetsyで探してみると、一見安く見えるのですが、送料がすごく高いです。
それでもAmazonよりは安い、ですけどね💦

今回、みなさんにいろいろと教えていただきましたので、まずは使ってみようと思い、ネットで注文できる針をいくつか頼んでみました。

【京都のみすや忠兵衛】で、フランス刺しゅう針と針の長さがとても短い学生針というのを見つけたので、注文してみました。クローバーのフランス刺しゅう針とサイズを比べながら選んでみました。そして、針穴は【溝穴】といって縦長になっているようなので、BOCKENにも使えるか、試してみたいと思います。

また、三條本家みすや針(福井みすや針)】へも、フランス刺繍のセットと、薄手の木綿用のつむぎくけ針を注文してみました。

あと輸入手芸キット屋【アードフィル】に、Sajouのパッチワーク・キルト針を頼んでみました。
届きましたら、Twitterやインスタにアップし、こちらにも記事としてまとめてみようと思います。

数日後、輸入手芸キット屋【アードフィル】に注文していた針が届きました。

クローバーのフランス刺しゅう針No.9くらいの太さですが、針穴が縦穴なので、BOCKENの50/2も通りました。

長さが25.5ミリ。こんなに短い針は初めてでしたが、細いので布を通りやすく、使いやすいと感じました。

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カットワークのかがりの参考になるオススメの刺繍本

作業も後半にはいり、カットワークの中のかがりのデザインをどうしようか、皆さん迷っているところです。
先生がおオススメの本として紹介して下さったのが【Ricamo Hedebo】の本。
ライブ参加者も、既にもっている方も多かったという人気の本です。
ただ、先生の本は、中の写真もフルカラーでとても見やすいのですが、私も含め、みんなが持っているのは白黒印刷。ちょっと見にくくはなりますが、かがりの参考書としてはとてもオススメの本になります。

今回もアッという間の45分でした。
針の話題では、知らないブランドのことも知ることができましたし、有意義な時間でした。
そしてなにより、刺繍が大好きな人達が集まってワイワイお喋りするのは本当に楽しいものです。

さて、次回はまわりをカットして、仕上げに入っていきます。
このドイリー制作のインスタライブも、最終回の予定です。

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