この記事のアイキャッチ画像のサシェ。
なかなか素敵でしょ💛
iPhone8で頑張って撮ってる画像も、陰影がついて、まぁまぁいい感じです、よね(苦笑)
タイトルにある【キット】と【本】というのは、このふたつ。
大塚あや子先生が出されているサシェののキットと、昨年末に発売された佐藤ちひろ先生の本です。
サシェのキットとちひろ先生の本のデザインを合わせてみよう
佐藤ちひろ先生の本では、時代を経て移り変わっていくHEDEBOの技法を分かりやすく解説されています。
そして、そのひとつひとつの技法が学びやすいように構成されています。
技法に応じて、一つの図案。
そしてたくさんの画像とイラスト、説明文。
一つ一つを作りながら、今までよりも深くHEDEBOという刺繍を学ぶことができました。
作った作品たちをまとめた記事はこちらです。
HEDEBOの歴史の中で、比較的新しい技法、Udklipshedebo〜ウズクリプスヘデボ〜。
次は、これを学ぶ。となったとき、ピンときました。
まだ作っていなかった大塚あや子先生のサシェのキットと組み合わせたら、とっても可愛いものができるのではないか
早速、二つの図案をあわせてみました。
ちょっと工夫すれば、うまく組み合わせることができることがわかりました。
本のデザインは、中心が♡ハートのような形になっていますが、それを少しアレンジして配置してみました。
そして、まわりを囲むモチーフが図案どおりに入るように、
サシェの内側の円を少し小さくしました。
ダブルランニングステッチをさし、
カットしながらボタンホールステッチ。
その空いたスペース中には、
これまで刺したことがないようなモチーフなど、いろいろなものを刺しました。
初めてのモチーフも、本の中で画像とイラストを使って、しっかり説明されています。
ちゃんと、仕上げることができました。
モチーフを刺す前の、ボタンホールステッチを刺すとき、
どうされていますか?
私はこれまで、円の中のカット線を全てカットして、刺していました。
ちひろ先生の本では、ボタンホールステッチを刺しながら少しずつカットしていくように説明されていました。
どちらのやり方でもいいと思うのですが、
モチーフが小さい場合は、カットした布も小さくなりますので、布の織り糸がほどけやすくなります。
なので、小さいモチーフは、少しずつカットしていく方が、やりやすいと思います。
ちょっと余談。
こちらは最近購入したお気に入りの赤いハサミ。
内田ミシン商会さんがうちから車で30分くらいのところなので、インスタ投稿の翌日に行ってみました。
オンラインショップもあります。
サシェに戻ります。
とってもコテコテのデザインになりましたが、可愛いです‼
ステッチの未熟さも、コテコテがだいぶ隠してくれています。
ここからサシェの形にしあげていきます。
その他、持っていなければ揃えるもの
下絵うつし
下絵を写すもの、布に写すもの、途中で下絵が薄くなってきたときに便利なもの
刺繍糸
刺繍糸は、DMCのアブローダー#20がひと束キットに入っています。
もちろん、これで仕上げればいいのですが、もしHEDEBOでよく使われる麻糸を使ってみようと思われた時は、
比較的、購入しやすいBOCKENの麻糸を選ばれるといいと思います。
刺繍用品専門のお店が【越前屋さん】・【ドヰ手芸さん】・【ステッチハウスさん】などで購入できます。
土台のダブルランニングステッチは、手縫い糸でも、25番刺繍糸の1本取りなどでも大丈夫です。
ボッケンの糸についての記事はコチラ
刺繍枠
刺しやすくて、枠をはめずにダブルランニングステッチを刺したりすることもあるのですが、
歪むんです、私は。。。
なので、刺繍枠をはめて、縦横にきっちり布を張って、丁寧にダブルランニングステッチを刺します。
少々面倒ですが、ここで綺麗な円を刺しておくと、仕上がりも綺麗に近づけます。
刺繍枠はいろいろなサイズを持っていますが、モチーフなどを刺すときには10㎝前後のものが便利です。
布を持っている方の手の指も、刺しているところに届く方がやりやすかったりするからです。
こんなところでしょうか。。。
もともとのデザインはひつようないかもしれませんが、サシェとして使おうとしたときに、
中のものが出てこないように、薄いオーガンジーの布などで、簡単な袋をつくられるといいと思います。
その色がモチーフの間から見えますので、自分のイメージにあう色を選んでみてください。
楽しい刺繍時間を。。。
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